もし、韓国の会社が契約に違反してそれによる損害が発生したり、韓国人がお金を返さずに韓国に渡ってしまった場合などは、韓国での訴訟が考えられると思います。
韓国でする訴訟が紛争を解決するための適切な手段であるかは、以下の事項を通じて検討することができます。
韓国は詐欺でない限り債務不履行を処罰しません。もしあなたが強制執行する財産が分からないなら、あなたは訴訟で勝ってもお金を返してもらえません。
弊所は相手方に強制執行できる財産が韓国にあるかを調べさせていただきます。 もしお手伝いが必要でしたら,お気軽にご相談ください。
商取引債権の消滅時効は5年です。 しかし、請負、設計、工事に関する債権は3年です。 個人間の債権は10年期限です。
消滅時効は債権者が債務者の財産を仮差押えし、又は債務者が債務の存在を承認した場合、中断されます。
私たちは、外国人債権者が韓国で適切な弁護士を見つけず、時期が遅れ、消滅時効が過ぎたケースを多く目にしてきました。
汝諧は本格的な訴訟に先立ち、消滅時効の徒過に関する事前検討サービスを提供しております。 お手伝いが必要な方は、いつでも弊所にご相談ください。
一般的に韓国弁護士たちは代替紛争解決手続きより裁判所における訴訟手続きを好む傾向がございます。 なぜなら裁判所の訴訟手続きは普通6ヶ月から1年で第1審判決が言い渡され、透明で予測可能な手続きで進められるからです。
ただ、韓国には仲裁、調停のような代替紛争解決制度があり、契約の内容によっては訴訟の外に、上記のような代替紛争解決制度がより適切になる場合があります。
弊所は、上記のような伝統的な代替紛争解決の手続き以外にも、あなたの事件に適した、より簡単な紛争解決方法に関するノウハウを多数持っております。
韓国の訴訟費用は、裁判所費用及び弁護士費用がございます。
裁判所の費用は政府収入の印紙及び送達料等がございます。
政府収入の印紙は訴額100,000米ドル当たり約500米ドル程度です。 送達料は普通100~200米ドル程度です。
弁護士費用は訴額及び訴訟の難易度によります。
弁護士の報酬算定方式はタイムチャージ方式、定額(定率)方式等がございます。
定額(定率)方式によると、韓国弁護士報酬は訴訟開始段階で支払う手付金及び勝訴後に支払う成功報酬がございます。
敗訴した当事者は相手方の訴訟費用を償還する義務があります。
償還すべき訴訟費用の金額は、別途の訴訟費用確定裁判を通じて定められます。
あなたが全部勝訴した場合には,通常政府収入印紙及び送達料の全額、最高裁判所規則で定められた弁護士報酬を償還するという決定を受けることができます.
訴状の受付後、初回弁論期日まで約3ヶ月かかります。 次の弁論期日までは普通1ヶ月(弁論期日は平均3回程度進行されます)、もし外部機関に資料を要請する必要がある場合はさらに2ヶ月ほどかかり、証人尋問に約1ヶ月、そして最後の弁論期日以降判決が言い渡されるまで約3週間がかかります。
2020年の司法統計によりますと、訴状受付から第1審判決の言渡までは平均6ヵ月がかかり、最高裁まで進んだ場合には合計1年8ヵ月ほどかかりました。
上記の統計は韓国人同士の訴訟期間であり、外国人関連の訴訟は通常数ヶ月がさらにかかります。
外国裁判所の判決をもって韓国において強制執行を行うためには、韓国の執行裁判所で外国判決の承認及び執行裁判を受けなければなりません。
大韓民国の民事訴訟法第217条は、以下の要件をすべて満たしている場合、外国の判決を承認することができると定めています。
- 大韓民国の法令又は条約により外国の裁判所に管轄権が認められること;
-敗訴した被告が訴状及び弁論期日の通知を防御に必要な適切な時間の余裕を持って送達を受けたり(公示送達による場合を除く。)又は訴訟に応じたこと;
-外国裁判の手続と判決の内容が大韓民国の善良な風俗や社会秩序に反しないこと;
- 外国判決の承認要件が大韓民国と重要な点で実質的に差がないか、又は両国がお互いに判決を承認することを保証したこと;
弊所は、外国判決の承認及び執行裁判を代理させていただきます。 必要でありましたらいつでもご相談ください。
韓国の弁護士は概ね大手法律事務所、中小型法律事務所、そして個人事務所の形等で働く場合が多いです。
もし、あなたが大企業であって、訴額が1000万米ドル以上の場合は大手法律事務所を選任することを考慮してみてください。 韓国の大手法律事務所は、Kim & Chang、Lee & Ko、BAE、KIM & LEE LLC、Yulchon、and Shinkim等があります。
仮に、あなたの訴訟の時価が1000万米ドル未満だったり、訴訟のための予算が大手法律事務所の選任に十分でない場合、弊所が良い代案になると思います。
弊所の代表弁護士は大韓弁護士協会国際委員会の委員として活動し、大韓弁護士協会から青年弁護士賞を受賞しており、大韓弁護士協会が選定した優秀弁護士です。 彼は韓国のマスコミに報道された多数の案件を成功的に処理した経験があります。
また、ソウルのある地方裁判所長がその家族に関する事件を依頼したり、その他多くの法曹界の人々が家族及び知人の事件を弊所に依頼しております。
弊所は大手法律事務所と同等の水準の法律サービスをより低廉な受任料で提供するために努力しております。弊所は法律検討及び訴訟遂行に集中し、高い勝訴率を維持しております。
もし、あなたが大手法律事務所の弁護士を選任する計画でしたら、当該法律事務所のサイトにアクセスし、案内先に事件の概要を送って見積を要請すれば良いです。
同様に、あなたが弊所に対し事件の概要を送って見積もりを要請する場合、弊所から見積もりを送付させていただきます。
正式訴訟に入る前に、あなたは弊所に消滅時効が徒過したのか、又は相手方に強制執行ができる財産があるのか等に関する調査を先に依頼することも可能です。 あなたに必要なサービスを教えていただければ、それに該当する見積もりをお送りいたします。
- 2011 第53回司法試験合格
- 2011 第1回弁護士試験 検討委員(法務部)
- 2011 第54回司法試験 検討委員(法務部)
- 2013 ソウル中央地方裁判所 調停委員
- 2013 全州地方検察庁 検事職務代理
- 2013 国会議員室 専門機関研修
- 2013 KOTRAワシントン貿易館 米国政府 調達法令研究
- 2015 大韓弁護士協会 国際委員会 委員
- 2015 ソウル瑞二小学校 学校暴力自治委員会 委員
- 2017 大韓パラグライディング協会 理事
- 2017 ソウル地方弁護士会 審査委員会 委員
- 2017 ソウル家庭裁判所 成年後見人
- 2020 ソウル経済人協会 規定審査委員
- 2020 ソウル瑞二小学校 教権保護委員
- 2021 大韓弁護士協会 青年弁護士賞 受賞
- 2021 大韓弁護士協会 優秀弁護士
学歴:延世大学 物理学科 卒業
言語:韓国語、英語
マスコミ報道
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事件の概要及び必要なサービスを教えていただければ、検討して見積もりをお知らせいたします。
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